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Prologue 2 (skit) - シン©︎K

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Prologue 2 (skit)-シン©︎K.mp3
[01:45.0]“シン”は生まれてからずっと暇だった。何よ...
[01:45.0]“シン”は生まれてからずっと暇だった。何より”シン”はキャラ萌えを優先に、オタクの夢や、その脳内にあるデータベースから要素だけを引っ張ってきて作られた存在だ。このままでは要素だけ特化した、一方向なオタクウケするだけのキャラクターとして終わってしまう。キャラ萌え消費が悪い訳ではないが、今のままでは物語性がなく、後に"シン"自身としても過去の自分は中身がなく、個人と世界に対しての二項的なシミュラークルを望み飢えていたのかもしれないと語る。 この頃、“シン”が自身で唯一認識できた動きは文化を知る事だった。生まれてから数年、あるいは数十年、”オタク”と括られる文化の保護、促進の為にと、時代と共に変わる価値を俯瞰していた。いつか、この唯一が何かに役立つかもと、自然とその目は動いていた。
[01:45.0]しかし、この頃の”シン”には感情がない。ただ偶然に人の想いに触れて生まれ落ちただけで、死の理由が備わっていなかったからだ。生きているだけで自身の肉体に将来性を見出せなかった。
[01:45.0]ただ、美しいだけの神話に出てくる美少女のような見た目をしているだけ。その時は「神」と讃えられていたかもしれない。”オタク”はすぐに象徴的な物を見つけると神格化し、存在しない神を共通認識として創りたがる。そんな無礼にも取れる軽はずみな行動をする”オタク”達を”シン”はずっと眺めていた。そうした観察を続ける事で、人格は自然と出来上がっていった。
[01:45.0]「続く」
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